フォルヒもボディーサイズやトップの材料、サイドバックの材料などいろいろな選択肢がありますね。
組み合わせでいったら100通り以上はあると思いますので、悩みますよね。。
プレースタイルや好みの音もあるので1本にはなかなかはしぼれませんが、個人的にはかなり良いと思える材料とボディーサイズの組み合わせが幾つかあります。
フォルヒはじつはちょっと面白いメーカーで、材料が変わっても設計がほとんど変わっていないのですね。(もちろん若干は違いますが、ほぼほぼ同じ造りです)
これは実は珍しい事なのです。。
たとえば、テイラーはおなじ14シリーズ(GAサイズ)でも材料によって造りがかなり違います。
外見はほぼ同じに見えますが、各シリーズごとに造りが違うのです。
500番台の造り、600番台の造り、700番台の造りは違います。
マホならマホに合う設計、メイプルならメイプルに合う設計、ローズならローズに合う設計といった具合です。
(特に最近はアンディーパワーズのもと設計が更に見直されて、テイラーの音のクオリティーはすごいことになってきましたね。。)
(特に最近はアンディーパワーズのもと設計が更に見直されて、テイラーの音のクオリティーはすごいことになってきましたね。。)
これは大切な事だと思うのです。
以前、テイラーの400番台の限定モデルでサイドバックがローズのモデルがでました。
もともと400番台はシトカとオバンコールです。
その400番台の設計のまま、ローズを使うとどうなるでしょうか。。
その400番台の設計のまま、ローズを使うとどうなるでしょうか。。
400番台でローズを使うと、材料自体は、800番台と同じになります。
どちらも、シトカとローズです。
どちらも、シトカとローズです。
でも、、同じ材料でもやはり400番台は400番台の音で800番台の音とは違うのです。。
マーチンも同じですね。D28 D42 D45 は材料とサイズは一緒ですが、音が違います。
値段も倍以上ですね。
作り分けという人もいます。材料のグレードも関係しますが、設計を作り分けているのです。。
フォルヒは材料が変わっても設計が変わらないので、単純に材料だけの差が出やすいというわけですね。
そうすると、フォルヒのあの設計に合う材料というのがあるということになりますね。
値段が高いもの同士を掛け合わせれば 音が良いというわけではないのですね。
あくまでも個人的な意見ですが、、
OMにはアディロン マダガスカルが一番良いですね。
Gはイングルマン マダガスカルが圧倒的に良いですね。
シダーローズも定番ですが、やはりバランスは良いですね。
正直もう一歩、、
と思う組み合わせも、ありますが、、ここでは内緒にしておきますね。。
シダーローズも定番ですが、やはりバランスは良いですね。
正直もう一歩、、
と思う組み合わせも、ありますが、、ここでは内緒にしておきますね。。
さて、話しがそれましたが今回紹介するのは値段は控えめですが、なかなかお勧めできる組み合わせです。
G21 SWCT です。
21シリーズですね。つや消しになります。
以前にも少し書きましたが、個人的にフォルヒはつや消しの音のほうが圧倒的に好きです。
新品時の音量はつや消しの方がでますね。
艶ありに比べて プレーン弦は素朴な感じがするので好みが分かれるかもしれませんが。。
さて、
材料はなんでしょうか。
トップは、シトカスプルースです。
写真でどこまで伝わるか微妙ですが、フォルヒのつや消しの質感はかなり高級感があります。。
写真でどこまで伝わるか微妙ですが、フォルヒのつや消しの質感はかなり高級感があります。。
ピックガードは保護シールがついてるので、本来はもっときれいですね。
さて、サイドバックは何でしょうか??
なかなかワイルドで良い木目です。ローズとは違う色合いですね。
Wはウォルナットです。クルミですね。
ウォルナットは高級材料です。海外の超高級ルシアーのギターにも使われていたりしますね。
重すぎず軽すぎず、程よい重厚感とレスポンスを持ったすばらしい材料です。
ローデンのトーマスリーブのモデルもウォルナットです。
ローデンのウォルナットは70万以上しますね。
木目もいろんな木目がでます。
さきほどのG21はスタエムの在庫ですが、いま新宿の島村に在庫しているのはこんな木目です。
これもなかなか良いですね!
21シリーズの仕様をもっと見てみましょう。
ヘッドはつや消しです。
ペグがシルバーになります。
ゴトーにかえて高級感を出すのも良いですね。
ネックのマホもすごく良い材料を使っていますね。。
この白と茶色のコントラストは美しいですよ。。
冒頭でも述べましたが、この21の仕様が個人的にはかなり好きなのです。
以前から、フォルヒのつや消しはかなりの好印象です。
シトカとマホのモデルG20 SMCT もよかったです。
オバンコールのモデル(G21 SOCT )も良いバランスでした。
でも、こんかいのウォルナットのモデルはその中でも群を抜いていいバランスですね。
値段も23シリーズに比べて、5万くらい安いと思います。
この線の太さ、低音の厚みはかなりいいですね。
見た目がつや消しでシンプルなので、艶ありが良いという人もいるかもしれませんね。
スタエムの店頭には、レギュラーライナップの多くは在庫している事が多いです。
遠方なので、いきたいけどいけないという人には、私が店頭でみて状態や音を確認してお伝えして紹介する事もできますよ。
この21はまだ国内に数本しか入っていないですが、隠れた人気モデルになる予感がしますね。。
10万後半ではなかなか良いと思います。
じつは、20万を切るこの価格帯で最近かなり良いと思ったギターがあります。
私も、紹介できることになりました。しばらくは早い者勝ちになると思います。。
じつは私自身もそのブランドで一本カスタムオーダーをかけています。
そのギターとは、、。
いま、記事にする為にいろんな取材をしていますので、また近々記事にいたしますね。
興味がある方は、メールくださいませ。
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