2017年7月17日月曜日

・「良いアコギの話」その30〜Ayers New Hillシリーズ 2017年最新モデルとカスタムモデル


(動画を更新しました。記事の最後の方にありますので、ぜひご覧下さい)

(追記 2017年12月15日

SJ04 CUSTOM が先日、完成してきました。

オーナー様が到着後にわざわざ感想を送ってくださいました。

岐阜県のT.T さん



丹羽様

こんばんは。本日ギターを確かに受け取りました。
この度は本当にありがとうございました。
思っていたとおりとてもきれいなギターで感動しました。
コードで弾いた時、ホワンといった感じで和音が広がりますね。
作りもとても丁寧です。高級な工芸品といった感じですね。
ヘッドの色も茶色にしてもらえてよかったです。


本当にいいギターでうれしいです。
本当にこの度は丹羽さんにはお世話になりました。
丹羽さんのブログの記事を読まなかったら、
そして、丹羽さんにアドバイスを求めなかったら、
きっと違うギターを買っていたことと思います。
このギターを選んでよかったです☆
本当にありがとうございました。
  


このようなご感想は本当に励みになりますね。)








ページ別の閲覧数を見ていますと、実はここ数ヶ月、以前に書いたエアーズの記事の閲覧数が常にトップ5には入って来るのです。(ちなみに一位は常にラリビーの記事なんです)




メールでの質問もエアーズのことが本当にとても多いのですね。


06モデルや07モデルは 日本に入荷すると常に在庫はほとんどなくなって次回予約になっています。。

私の所にも何本か入りましたが、特に07は一週間も在庫していることはなく、今回も入荷前にすでに2本の予約が入りました。


(ちなみによく勘違いされますが、私はフリーの講師ですので、何かどこかのメーカーやブランドに属しているわけではないのです。)




ちなみに先ほども触れたエアーズの詳しい説明は以前のこの記事です(こちらをご覧ください


そして今回

・さらにさらに音も見た目もアップグレードした最新モデルと

・最近始まったカスタムオーダーのモデル


が出来上がってきました。

新岡さんに何本か回してもらったのでレポートしてみます。






実は私も今回の入荷は本当に楽しみにしていました。


最新のモデルの音も気になっていましたが、


まず何より、この教室でオーダーしたモデルがついに完成したのです!

かっこよくいうとショップオーダーのようなモデルです笑








そしてさらにグレードアップしたレギュラーラインのSJ07 と SJ06が入荷します。






今年2017年の1月2日よりサイティスにインディアンローズが加わりました。


輸入制限ですが、これはまさに制限で、完成してから日本に来るまでも、、

そして空港到着後の通関も本当に時間がかかります。。



予約してくださった皆様、、本当にお待たせしてすみません。。



さて!!

まずは入荷したギターの写真を何本が見ていただけるでしょうか。





(モバイルの方はクリックしていただくと高解像度になります)

カスタムの2本ですね。






これは私がオーダーしたモデル、、SJ08 カスタム と言います。











これはSJ07 の最新モデルです。









そしてこれが45スタイルのドレッドです。D08 カスタムです。







とにかくみんな美しいといってくださいます。。


まさに高級手工ギターですね。。

しかもしかも、、音が良いのです。。


まずはレギュラーモデルから解説して見ますね。

SJ07 NH の最新モデルです。





SJ07は常に人気のモデルですね。



ちなみに、、

今まで、レギュラーモデルはインレイありと無しがありましたが、インレイありがあまりにも人気があるので、基本はインレイありになりました。



もちろんオーダーでインレイ無しもできます。


ヘッドプレートのベトナムローズウッドは全て模様が違いますね。。








オールハンドメイドです。


やはりコンターの存在感がすごいですね。







たまに着色してるのですか?と質問されますが、これは天然木のパドゥックという木の色です。

よく見るとバインディングもバドゥックですね。





写真でも、、 生の美しさは取りきれません。。


本当に美しいのです。







この写真でバインディングの感じがよくわかりますね。

本当に木工品としても美しいです。


ちなみにエアーズのレギュラーラインも入荷ごとにいろんなデザインが用意される予定です。








さて今回、アップグレードしたのが二つあります。

ひとつはブレーシングですが、、これはあとで動画付きで載せますが、、この音はすごいですよ。

圧倒的な音圧と、美しいコードの揺れ、、プレーン弦の波と低音の厚み、、たまりません。


そしてもっとわかりやすいアップグレードがあります。

これです。




バックコンターですね。

まさに高級手工ギターに見られる仕様で、かなりレアです。

もちろんこれも、手作りでやっています。美しいプラス、抱えた時に痛くないのです。


他にも何枚か写真を撮りました。。




























この写真は入荷後、すぐに夜に撮ったものです。

私のスタジオは照明が暖色なので、その照明の色になっていますが、陽の光だとこんな色合いにもなります。
















ちなみに SJ07 の最新モデルは、入荷ぶんのすでに半分以上売り先が決まっているそうですが、私の教室でも1本を確保しています。

(追記 この一本は売れてしまいましたが、もう一本回してもらったのでご案内できます。


ちなみにこのギターをご購入された三重県のMさんからわざわざメールをいただきました。息子さんが以前プロとして活動しておられ、近年もののローデンを持っておられる方です。

丹羽 様

昨日、息子に見せました。
3度の驚きでした。
 1ルックスが良い・・・息子嫁や家内も感心していました。
色使いが上品で高級感が有るとの事。 
 2聴いていい 私が弾きました。息子の表情が変わりました。
   ローデンとの比較でも遜色無し。
 3弾いて良い 息子が弾きました。彼のギターよりネック形状が
  しっくりしていて、ボディも抱かえ易いとの事。

 次は「メープル」が欲しくなりました。
 少しこれを弾き込みますが・・・。





良さが伝わってとても嬉しいですね。)




即納可能です。定価で238000円の税別です。

以前のインレイありが208000円でしたので、3万値上がりしました。


ローズウッドのサイティスの影響で、日本ではなくエアーズ本社側が5年ぶりに値上がりしたのです。。


3万の値上がりというと大きいですが、これでも売れているのはバックコンターの価格です。



実は、バックコンターが一つ26000するのです。

バックコンターが一つついて3万の値上がりですので、ローズの値上げ分は4000円というわけですね。これでバランスをとっているわけです。




ご興味ある方はメールくださいませ。いつもの通り、このきょうしつだけの割引やプレゼントもあります!(メールはこちらまで





さて、ギター好きなら、一度は自分好みの音、あるいはデザインのギターをオーダーしたいと思いますよね。。


プラス数万足して 究極の音にしたいと思うかもしれません。



(買い替えはいくらかマイナスが出ますので、最初から、しっかりしたのを買う方が安くつくときもありますね。。)




ただ、、


手工家にオーダーすると 何十万コースです。

普通のスプルース ローズのギターで、若手の製作家でも40万スタートくらいでしょうか。。


これが、自分望む材料でデザインも自分好みでというと、、


庶民には夢の夢かもしれませんね。。

本当に全部全部自分の思い通りの材料にすると軽く50は行きますね。

でもいつかはオーダーはしたいものです。


そんな方に朗報です!


エアーズでも、カスタムオーダーが始まりました。




ロゼッタやヘッドのデザイン、バインディングなど材料も豊富な選択肢から選べます。


これが、、、信じられないくらい安いのですね。



アップチャージがない変更点もあるので、レギュラーモデルをちょっと自分好みにしたいという人にはオススメですね。

オーダーはプラス2万からできますね。


フォルヒでもそうですが、、せっかくオーダーするなら少し高くても音にも見た目にもこだわって作りたいという方の方が多いです。

またいつか新たにもう一本作るより、プラス数万足しても、一本で最高にこだわったものにしたいというものですね。


フォルヒもそれでマダガスカルがとても人気がありました。(今では入手困難ですね)



実は実は、、エアーズにもそれに匹敵するすごい材料があります。。

それは ベトナムローズウッドです。

















見た目も素晴らしいのですが、、

この材料がちょっと音が良すぎるのですね。。


この材料はカンボジアローズウッドとしても知られています。ベトナムの隣がカンボジアですね。同じ木です。

ギター通の方はご存知かもしれませんが、以前マーチンのカスタムで使われていたこともあります。

マツダミチヒロさんのギターや越前ギター、ウォーターロードでも使われていました。

検索してみるとわかりますが、、

いずれも50万を優に超えるギターたちです。マダガスカルやホンジュラスなどと同列に置かれているギターですね。





エアーズでもどちらの名前で呼ぶか迷ったようですが、ベトナムローズで行くそうです。






今回、私の教室のモデルとしてこのベトナムローズを使って、私が一切妥協せずに作ったモデルがあります。、、というか、音もデザインも完全に自分好みのギターというわけですね。

そして新岡さんオーダーのドレッドもレポート用に回していただきました。




詳しく見てみましょう!


SJ08 NH カスタム です。














白と茶色のコントラストのギターです。

トップはインゲルマンの3A です。インゲルマンは大好きな材料です。

フォルヒもインゲルマンマダガスカルが一番好きですね。


写真は夜に撮ったものですが、日中に撮影するともっと白い材料です。


美しいコントラストですね。。







シトカのSJ07と比べるとわかりますね。




よくみていただくと、コンターやバインディングの色が微妙に違うのもお分かりいただけるでしょうか。


SJ07 はパドゥックを使っています。赤ですね。


今回のモデルは、オーダーでインディアンローズのバインディングを使っています。

バインディングは値段変更なしで、いろんな木が選択できます。


コンターも茶色ですね。。インドローズの色です。









天然木なので、濃淡があります。。息を呑む美しさです。。





自然光でも美しいですが、

夜は夜で暖色に当てると綺麗なのでした。ステージ照明にあてたイメージですね。


















さて、

ヘッドを見てみましょう。










ヘッドプレートはベトナムローズです。縁取りはインドローズで濃い茶色です。


お気づきかもしれませんが、レギュラーモデルとヘッドの形が違いますね。

これはスリム と呼ばれるヘッドです。


こちらがレギュラーモデルのワイドヘッドです。





このように細かいデザインも選択できます。ヘッドのインレイもあり、無しが選択できますね。好みの世界ですが、これもオーダーの醍醐味です。


さて!サイドバックのベトナムローズを見てみましょう。





やはり、、いいですね。


このモデルには、バックコンターが上にも下にもついています。

これもインドローズです。

こちらが上側、、



こちらが下側です。





トップのコンターと違い、バックコンターは、ギターの二つの山にまたがっていますね。

エアーズ本国のプラスリストでも、バックコンターの方が少し高いのです。







昨日新岡さんに確認したところ、日本だと片方で26000円だそうです。

二つつけると5万になりますが、この存在感はすごいですね。。


片方だけでもいいと思います。

そう考えると、レギュラーモデルのバックコンターはお買い得とも言えますね。


もちろん、カッタウェイ部分にもベベルがあります。


この写真を見るとバインディングが天然木なのがわかりますね。

濃淡が出ます。








このデザイン、多くの人に褒めていただいて嬉しかったです。



同じ仕様でオーダーを検討しておられる方もおられます。



このモデルはプロトタイプ特価で近々販売されます。






オーダーだとロゼッタも幾らかの選択肢があります。

カタログに行くつか写真付きで載っていますね。






今回はプラス1万のローズとアバロンでやってみました。

そして指板エンド部の形も違いますね。

サウンドホールに沿った丸い形です

↓レギュラーはこうですね。






このロゼッタもそうですがアバロンの魅力というを最近再認識しています。


(フォルヒも最近限定で、アバロンを使ったものがあります。

こちらがアバロン



こちらが通常の白蝶貝






好みの世界ですが、アバロンの天然の青の美しさはいいですね。)







さて、私がオーダーしたモデル以外にもカスタムを一本回していただきました。


これがまさにアバロンづくしの一本です。


ドレッドの45スタイルの最高級カスタムです。

D08 NH カスタムです。





初入荷のドレッドですね。


ドレッドのファンはやはりたくさんいます。圧倒的な箱なりと音圧はまさにアコースティックギターといった感じです。

そして、ドレッドの最高峰というとやはりD45ですね。45のアバロンはやはり存在感がありますね。


このモデルは08なのでやはりサイドバックはベトナムローズです。


アバロンのパーフリングで縁取りがしてあります。美しい青です。




バインディングはコアですね。なのでコンターもコアです。。



サイドバックのベトナムローズは、、







これはすごい木目です!



夜バージョンの写真も見てみましょう。






この木目だけで良い音がしそうです。笑



コンターのコアの周りにもアバロンでパーフリングがしてあります。

実際には光に合わせて色が変わります。。


このギターにも下と、、




そして上にもコンターがついていますね。










まさに自然の作る芸術です。。
















コアのバインディングはやはり手工の雰囲気が出ますね。


ロゼッタはスポルテッド マンゴーです。










コアのコンターも存在感がありますね。



















ギター通の方はこの写真を見て通常のモデルとの違いがわかるでしょうか。。






そう、ペグです。






通常はGOTOH 301 ですね。このペグもグレーベンなどに使われているとても良いものですが、、やはり最高峰は510です。

安定感とスムーズさが違います。

先日、西村ケントくんのフォルヒも510に変えました。


ペグは演奏性にも影響するので、こだわりたいですね。。


さて、ここから音のことですが、、以前の記事にも書いた素晴らしい音がさらに良くなっています。


まずレギュラーモデルにも言えることですが、今回さらにさらにブレーシングがアップグレードされています。


音圧音量はもちろんすごいです。


マーチンやテイラーのような、とろけるような深いハーモニーが波を打って周りの空気を振動させます。

高音のコーラス感(私は炭酸のようなプレーン弦と呼んでいます)がすごいです。

ワンピースネック、ダブテイル、牛骨ナットサドル などのこだわりのスペックが一つ一つ生きていますね。



そして、特に今回はベトナムローズのすごさです。。











この2本を弾くと、正直ローズでさえ霞んでしまいます。

ローズが悪いのではなく、ベトナムローズが良すぎるんですね。。

中高音の出方がすごいです。

マダガスカルはスモールボディーに低音を足すという考え方ですね。フォルヒやマーチンもソロギターとしてのバランスを考えると、OMなどのスモールボディーが素晴らしいバランスです。

ベトナムローズはD や SJ など大きめのボディーに中高音を足すイメージです。。


この音がどれくらい伝わるかわかりませんが、録音して見ました。

張り切って5本撮りましたので、よければお時間あるときのおたのしみください。。


この立体感は良いスピーカーかヘッドホンで大きめの音量で是非聞いていただきたいのです。。

スマホの内蔵マイクなどだと音がかすんでしまうので。。これは良い音ですよ。

少し大きめの音量で聴いていただくと、実際の感覚にかなり近くなると思いました。


SJ07 と SJ08 カスタム D08カスタムの 比較動画です。

全く同じ設定で録音しているので、音量や音色の違いがよくお分かりいただけると思います。









いかがでしょうか。まず3本とも音圧がありながら、美しい和音の広がりが立体的に空気を伝う感じがわかるでしょうか。

録音ではマイクを前に立てていますが、実際には、360度空気をつたい、弾き手の体にも伝わります。。

部屋全体に音が広がる感じです。

気持ちよすぎて上手くなったと錯覚します。

シンプルなアルペジオから、変則チューニング、現代的な奏法にも応える懐の深さがあります。

もちろん弾き語りやストロークにも、美しい和音ですね。


そして、、カスタムの音 特にベトナムローズの音は圧倒的です。高級手工ギターに使われるだけあります。。


SJ07が悪いわけではなく、これはこれで、標準仕様としてこの価格帯ではいいですね。


そして、本当に妥協のない、いわば最高級の手工ギターとしてエアーズカスタムラインがある感じです。




どこのメーカーにも最高級品がありますよね。

マーチンもカスタムショップのオーセンティック、テイラーのPS、ブリードラブのマスタークラス、などなど。。


また、新品だと100万近くなる手工家たちの素晴らしい作品もあります。

このベトナムローズカスタムはまさにそのクラスの音だと、お世辞抜きで思います。

見た目もかなり良いですね。。



次の動画を見ていただけるでしょうか。。


カスタム2本それぞれでアンディーマッキーのソロギターです。


こちらはD08 ベトナムローズモデル





そしてこちらはSJ08です。







録音環境は同じです。どちらがお好みでしょうか。


これは好みの問題で、優劣ではないと思います。いずれにしろ右手の軽いタッチで、湧き上がるような音です。

一般論としてはソロギターはSJ 弾き語りや伴奏ストロークはドレッドですね。

でもSJはかなりオールマイティーに使えますし、ドレッドでも、ベトナムローズだと高音がしっかり出ますね。

ハーモニーが素晴らしいので、一本一本の音が深く 立体感があります。余韻がまとわりつきますね。



ハーモニーが美しいギター同士でセッションすると、もっとすごいことになります


フィンガーピッカーの間では有名なドンロスの曲をセッションしてみました。

ステレオ録音をしているので、イヤホンかヘッドホンだと2本を聞き分けることができます。

こちらは右がD08  左がSJ08 です。

美しいハーモニーが混ざります。。






そしてこちらは左右逆になって、 右がSJ08 左が D08 です。


アップテンポですが、これも美しいです。。






これはかなりの高級ギターを弾かれてきた方も、感動していただける音だと思います。。

エアーズのカスタムは私もオーダーを受け付けています。


このベトナムローズはオススメですね。


なんせこの音が40万前後で手に入ります。

使用をシンプルにすれば30万台でもいけますね。もちろんコンターは標準です。

バックコンターを入れたり、自分の好きな木でバインディングやコンターを作れます。









すでに数本入っていますね。

見た目の選択肢も沢山ありますし、カスタムインレイなども可能です。

まだ検討中でもオーダーシートがありますので、どれくらいになるかみたい方は是非ご連絡ください。納期は4〜6ヶ月程度だと思います。



そして!

オーダーしたいけど、そんなに待てないという方、、なんとこの2本はオーダーサンプル品として、即売しています。



新岡さんに確認したところ、先週エアーズ側からの最新のオーダー価格表が出来上がってきました。

バックコンターが実は思ったより高いのです。(表と違ってギターの2つの山にまたがっているからですね。)

1つで26000です。。まあ、手工家のコンターオプションに比べると破格ですが。。


この2本は2つ入っているので、

それを日本円に換算すると、現時点でSJ08 は385000(税別)

D08 は 480000(税別)になるようですね。


同じ材でなぜD08が高いかというと、アバロンで四方八方パーフリングをしているからです。

ただ手工品で45仕様でこの値段はかなり安いですね。


それに指板にフライングイーグルのカスタムインレイも入っています。


またペグも510ですね。





待たずにすぐに手に入ります。。

(D08は2ヶ月ほど展示されるのでそのあとになりますが、SJ08は即納可能です)


ご興味ある方、ご質問がある方は、いつでもお気軽ご連絡くださいませ



(追記:SJ08は一週間を待たずしてすでに売れてしまいました。ありがとうございました。

D08はまだあります。)

メールはこちら










フォルヒのマダガスカルも、最初の1年くらいは、ほとんど手に入りませんでしたね。
最初はプラス7万でできました。


今や、プラス15万なので、40万コースです。これにバインディングなどにこだわりだすと、50万近くなります。

この仕様のギターもいつまでこの価格かはわかりません。最高級手工ギターの音が30万代です。

マーチンやテイラーなら、シンプルなデザインの、シトカとインドローズの値段ですよね。。

駆け出しの手工かでもローズのギターだと40万は用意しなければなりません。。


コンターが3つ入って、しかもベトナムローズで、、。

もちろん納期がかかったり定価でもいいので、もっと自分好みに作りたいという方は私もオーダーを受け付けています。

でもこの特価はすごいですよ。。


私はもう1本オーダーを入れようかなと思っていますね。。





もちろん、標準のエアーズのモデルも、この値段ではあり得ませんよ。

カスタムが、ベトナムローズが良すぎるだけで、20万台で、この仕様この音は素晴らしいと思います。

同じ仕様で作ることでコストを抑えられるのが、メリットですね。

しかも完全手工ギターです。

今SJ07が1本在庫していますが、総代理店に在庫があれば、すぐ回してもらうことも可能です。

エアーズに限らず、この教室からだと、いつもの通り機材などのプレゼントや特別値引きなどもできます。

モデルや、タイミングによって、変わりますが、よければいつでもお問い合わせください。



今のところギターを購入する予定がない方も、レギュラーモデルでもよいので、ぜひお近くの楽器店にあれば弾いてみてください。


誇張していないってきっとわかっていただけると思います。

カスタムはそのレギュラーモデルよりも、さらにワンランク上といった感じでしょうか。。








参考までに、SJ06の最新モデルの写真です。

(追記 ようやく新岡さん宅で新しいブレーシングの06を弾きましたが、これが素晴らしすぎるのです。

もちろんベトナムローズとは甲乙つけがたいですが、すでに良いギターを持っておられる方、特に中級者〜プロの方にはぜひ弾いていただきたいです。

自分のメインギターになります)











さて、最後に今回の入荷に当たって、総代理店の新岡さんから
お客さんや各楽器店などに一斉送信されたメールがあります。届いた方もおられるかもしれませんね。


少し長いですが、新しいモデルのことや、新価格についても書いてあります。抜粋して載せて見ます。




『皆様 ( ^ ^ )/ こんにちは! 

今週中にAyersの最新モデルが到着予定なので,お知らせさせてくださいませ。

SJ07-CS-SAKURA  238000(税抜き)

新たなにバックのアップサイドコンターが追加されました。そして,調整されたブレイシングでさらに美しい響きをお約束いたします。

http://ameblo.jp/niioka-guitar/entry-12291271481.html

SJ06-CS-Maple Leaf 228000(税抜き)

こちらもバックコンターが入っています。120ミリのボディで低音の厚みとメイプルのレスポンスの速さを実現しています。

また今回3本だけドレッドのプロトタイプが入っています。

2本はD07のローズのドレッドです。

定価310000円(税別)ですが,今回は特価280000円で提供いたします。

バックの上下とエルボーにコンターが入っています。ロゼッタも凝っています。

そして,1本は特別モデルでD08つまりベトナム・ローズウッドのギターでハカランダを超えた感じがあります。音の深みとメロディーがはっきりと聞こえる音の成分はちょっと普通ではありません。

デザインもD45風のアバロンのインレイにKOAのバンディングとコンターです。それにイーグルのインレイです。これはしばらく展示されてから展示試奏品として販売される予定になっています。


ドレッドに関してはこちらを

http://ameblo.jp/niioka-guitar/entry-12288943316.html

今回のブレイスの調整などでAyersギターの音はさらにグレードアップしております。そして,世界的なブランドに負けない魅力を持つギターになったと感じています。

今後もAyersのカスタムシリーズの充実も努力してまいります。遠からず日本語版のカタログが出来上がってきます。最新版がアップデートされるのをお楽しみに。

http://www.ayersguitar.com/jp/

またスカイソニック JOY-2 (アンダーサドルとマイク)が入荷しております。この音もギターを感じさせます。

http://www.skysonic.net/

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ギターオタクの独り言コーナー

ギターを取り巻く環境が目まぐるしく変化していますね。

今年の1月2日に施行になったCITESによるローズウッドの全面取引規制はこの通関の手間が非常に大変です。輸出側のベトナムでまずはCITESオフィスに申請して許可が出るまでおよそ6-8週間,その後日本に到着してから経済産業省に書類を提出してから待つこと7-10営業日(2週間)ですね。

こうして私がベトナムで6月23日にギターをチェックしてから実に1か月以上後にギターが到着するという状況です。これはどのメーカーでも直面している問題だと思いますが,資金を圧迫しますし,手続きに諸経費が掛かります。これらがギターの価格へ反映されてしまいます。

また,最近ベトナム政府が打ち出した方針で工員の給料を毎年およそ10%ずつ上げて行く必要があるというものです。ベトナムも経済発展の波が来ております。またローズウッドをはじめいくつかの木材が値上がりしています。

それでAyersも5年ぶりにギター価格を改定しました。最新のプライスリストが届いています。そうした状況で今後もある程度ギターの価格は全体に値上がり傾向があると思われますが,手工ギターの世界においてAyersギターは非常にリーズナブルでこの美しさと音色でこの素材を使ってはどのメーカーも出せない価格だと思われます。

大きなメーカーが作る製品は工業製品として魅力があります。でも,Ayersは手作りのギターの存在感があります。毎日食べ飽きない食事と同じでよい素材を使い,しっかりとした技術をつぎ込んだギターは毎日弾いても飽きの来ない音がします。

マホガニーワンピースの削り出しネックは,マーチンも出来なくなりました。トップの板も3Aクラスを使います。ダブテイルのジョイントにも時間をかけ,一度外して別々に塗装して組み上げる,ネック後仕込みを採用しています。これはマーチンとヘッドウェイくらいでしょうか。

弾き込みで1か月後,3か月後,半年後,1年後など音の変化を感じられるのも手工ギターを持つ喜びの一つですね。これは塗装とボンドが徐々に乾いて行くことと,毎日振動を与えることでギターの反応が良くなる事が関係しているといわれます。

今回のブレイスの調整でより美しいハーモニーとダブテイルのギターが持つ甘い音色の両方を楽しめる音に仕上がったと思います。ぜひ長く使えてみて美しく弾いて楽しいギターをどうぞ。

またスカイソニックとMファクトリーのコラボレーションで年内にはなにか新しい商品を提供できるように努力したいと思っています。

スカイソニックジャパン Ayers代理店 新岡大 より 』





ぜひ、一度弾いてみていただきたいですね

(現在 在庫しているギターは  こちらから





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