2018年1月7日日曜日

・「良いアコギのはなし」その35〜北欧の手工ブランド LOWDEN ローデンギター

今回はずっと記事にしたかったローデンの特集です。


ローデンはどうですか?とよくメールで質問もいただいていました。



ローデンは北欧はアイルランドの手工ギターブランドですね。






余談ですが、、

北欧の製品は日本でも高い人気がありますよね。。

北欧家具のイケアは代表的です。

無印良品も北欧テイストのものがかなり多くありますね。

お店にはアイリッシュがいつもかかっています。

個人的にはベーリングやスカーゲンなど北欧のブランド腕時計などが好きで持っています。





北欧デザインに共通するのはシンプルな高級感 センスのあるデザイン、高性能といったイメージでしょうか。。



また北欧が生んだアイリッシュやケルティックといった音楽は、シンプルながら洗練された美しい音楽です。私も大好きな音楽です。

(アイリッシュやケルティックのオススメは以前に詳しく記事にしています。

こちらをクリック



さて、

アコギの世界にも北欧メイドのブランドがいくつかあります。

その中で最も有名なのがローデンですね。

北欧のみならず、、ヨーロッパの中でもナンバーワンアコギブランドと評価する方も少なくありません。。





ローデンを生み出したのはこの方、ジョージローデンさんです。

親日家としても知られていますね。







ローデンさんは既に70年代からギターを製作されています。

ボブテイラー、ビルコリングス、ジーンラリビーなど、同時代にマーチンギブソンとは違う新たなギターを生み出して成功した、カリスマルシアーの一人です。


テイラーは今では世界一の生産本数を誇ります。

他のメーカーも中規模程度のメーカーに成長しました。

それと比べるとローデンは、今でも現在でも10人ほどしかいない小規模メーカーです。
手工チームみたいな感じですね。

それなのに世界中に名の知られたトップブランドです。




これほど小規模で生産本数も少ないのに、世界中で知られているブランドなのは、、
やはり何よりローデンの音が魅力的だからですね。。。



まさに「ローデンの音」と呼ばれる、独特ですが、良い音なのです。。




ローデンはいわゆるアメリカンギターとは全く別のアプローチの設計です。


先日滋賀県からお知り合いのギター講師のT さんが私のスタジオまで遊びに来てくださいました。

その時のギター試奏会がなかなかハイレベルだったのです。








ソファーにおいてあるのはギブソンJ50の60年代のビンテージです。

まさにアメリカンギター、






そして右から2番目が1945年のマーチンOOO−28です。



ハカランダ単板の本物のビンテージです。






しかしその中で私が最も印象的だったのが




このローデンF35だったのです。

マーチンギブソンというまさにアメリカンサウンドとは全く違いますが、魅力的な音がします。

(私はショートスケールよりロングスケール好きなのもあるかもしれません。OOOもJ50もショートスケールですね。マーチンのOMは本当に大好きなギターです。)



ローデンの音を聞いたことがない方のためにいくつか動画を紹介してみましょう。



例えばこれはいかがでしょうか。



(お手数ですが、イヤホンかヘッドホンでかなり大きめで聞いてみていただくとよりお分かりいただけると思います。。)





いかがでしょうか。

本当に美しい音です。

もちろん、音色には好みがありますね。マーチンやギブソンのアメリカンサウンドとは全く違います。

独特なので好みが分かれるかも知れません。



圧倒的な音量がありながら、美しい奥行きのあるハーモニー、独特の線の太さ、この厚みからは信じられないほどのレスポンスがあります。

右手のタッチは軽いのに音が湧き上がってきますね。

立体感のある音です。



以前のジョージローデンのインタビューの記事でローデンさんは「鳴るギター」ではなく「響くギター」を作りたいといっておられました。

これは、、とても興味深いですね。。





ちなみに動画でローデンを弾いているのはCIM FORDE というギタリストです。

少し前に見つけた若手のギタリストで、曲も演奏も個人的に大好きなギタリストです。

スウェーデンの方ですね。曲も素晴らしいのでタブ譜も買いました。


先ほどはCIM さんのオリジナルですが、


有名なニューシネマパラダイスの曲を弾いている動画もあります。こちらはカポなしです。








出だしの数秒でこのギターの良さがわかりますね。

6弦の厚みもすごいのに1弦2弦が埋もれることなく美しい芯と余韻を持って出てきます。






これはF というサイズのシダーとウォルナットのギターですが、各サイズ各素材にも魅力があります。

そして、全てに美しいハーモニーがあります。

この動画は、いろんなサイズ&素材のローデンでの演奏ですが、、良いですね。

シンプルな単音の美しさからコードの美しさまで見事です。

特に1:30〜のハーモニーは美しいですね。







レスポンスと鳴りも良いですね。軽いタッチで湧きあがります。






これでいてなんとローデンは比較的丈夫なギターなのです。


スティール弦のアコースティックギターはナイロン弦と違い、トップにかかるテンションが70kg以上とも言われています。大人一人ぶら下がっているようなものです。

でもガチガチに丈夫に作ると、音は固く魅力的ではありません。


鉄弦のギターは強度と音色とのぎりぎりの戦いです。




この数ヶ月、、実はかなりローデンについて調べ、知人や友人が持っているローデンを何本か引かせていただいたり、楽器店を巡ってなかなかな本数を弾きました。

詳しい設計についても研究いたしました。ブレーシングの意味や構造、ブレーシングの角度や高さの意味等々、、。

先月は日本の総代理店のギタープラネットさんまで行き、ブレーシングや整形前のネックを見せていただきながらかなり詳しい設計のことなどいろんな情報をお聞きできました。












やはり、、知れば知るほどこのオリジナリティー溢れる設計が興味深いのですね。


まず簡単にローデンのラインナップをおさらいしてみましょう。

ローデンには3種類のサイズがあります。

小さい順に

S F O です。

それぞれ
S  スモール
F フラットピッキング
O     オリジナル

の頭文字です。フォルヒだとSは一番大きいスーパージャンボですが、ローデンだと一番小さくなります。

各社に独自のモデル名がありますね。







向かって左が S 右が F です。

みにくいですが、写真の上部右側にある大きなギターがOですね。

これらのサイズの後に数字がつきます。

22 は シダー マホガニー
23 は シダー ウォルナット
25 は シダー インドローズ
32 は シトカ インドローズ    です。これがレギュラーラインです。

カッタウェイがつくと C がつきます。


それで写真の左はS32C  右は F32Cになります。

さらに35というシリーズがあります。

35になるとトップもサイドバックも材料は様々です。

決まった仕様はなく、レギュラーにないものは全て35というくくりになります。


(ちなみにさらに上のプレゼンテーションモデルも存在しています。50というモデルですね。)



さて大定番のモデルのF32Cを元に少しローデンの細かい設計についてみてみましょう。



販売価格が55万のギターです。

これは2017年の最新モデルです。







現在のローデンは各工程に専門の職人がいてハンドメイドしているそうです。

以前の記事では13人の職人とありました。


各部のスペシャリストがハンドメイドして組み上げるというのはとても良いと思います。

工場ではなく、工房ですね。

実際ボディー材のサンディングとトップのサウンドホールの穴あけ以外は機械を使わずに完全手作業でだそうです。








Fのカッタウェイはとりわけ美しいシルエットです。サイズ的にはいわゆるSJやGAに当たるサイズでしょうか。




とても抱えやすいですよ。










トップはシトカスプルースです。グレードも良いですね。

マーチンは同じシトカスプルースでも8グレードまであると言われています。






D28とD45は同じ素材ですが値段が倍以上します。装飾の差もありますが、やはり材料のグレードとそれによる音の差は大きいです。





通常でも良い材料を使っていますね。





通常のラインナップだとロゼッタがウッドですが、とても美しいです。まさに北欧デザインです。

ブリッジはボコーテという材です。美しい木目が出ていますね。

この木目が横向きなのにも意味があります。

ローデンの特徴の一つにはこのオリジナルブリッジと2つに分かれたサドルにありますね。

ボディーに穴を開けなくて良いので、設計がブリッジピンがあるモデルとは変わってきますね。



それでブリッジプレートもかなり小さいです。


これはかなり特殊なブレーシングです。Aフレームですね。

あまり詳しく書けませんが、各ブレーシングの高さ、ブレッジプレートの向き、全てに意味があります。(このブレーシングの写真自体は以前のアコギマガジンに出ていたので大丈夫だと思います。)



一つ一つが全て高さが違います。

ブリッジプレートの木目のラインとブレーシングの向きなど、全てに意味があるのです。。




実はこのブレーシングは2004年以降にローデンが再始動した時からのものです。

もっと正確にお伝えすると、92年から98年までの間、別のブレーシングでそれより前は今のブレーシングが採用されていました。

つまり2004年から元祖のブレーシングに戻ったということですね。

作業効率を優先して一時期ブレーシングを変えたとのことです。



少し余談ですが、実は私が卒業して初めて買った高級ギターはローデンのO10でした。それが97年ごろのモデル、つまり以前のブレーシングのものだったのです。

もちろん素晴らしい音だったのですが、今ほどの良さはかんじなかったように思います。
特にプレーン弦は細い感じがしました。。

もちろん当時は、調整やギターのコンディションを見る力もなかったので、そこが狂っていた可能性もあります。

でも、確かにこのブレーシングの変化は大きいと思います。動画で見ても明らかです。





私の周りのアコギ通の多くの方にご意見を聞くとやはり、確かにこの時代のローデンより最新のローデンが圧倒的に良いというお話をお聞きします。




最新の仕様はペグがエボニーボタンになっているのが特徴ですね。

差別化という意味ではとてもわかりやすいです。

以前はアバロンみたいな貝のペグボタンでした。


もし以前古いローデンを試奏された方はぜひ最新のモデルを試してみていただきたいです。






さて、設計の話に戻りましょう。

先ほども書いた通り、ローデンはブリッジピンで弦を止めるタイプのブリッジではなくスルータイプです。


トップにテンションがかからないぶんブリッジにテンションがかかります。

この独自のブリッジは強度を保ちながらトップに振動を伝える大切な役割を果たしています。



見た目はほぼ同じですが、出荷時にそれぞれのギターの特性、トップのRに合わせて全て微妙に形が違うようです。

まさにハンドメイドギターならではですね。


量産品とは一線を画しています。


トップも一部だけ厚みを持たせています。

素晴らしい強度を保ちながら 美しいハーモニーのある力強い芯のある音が出ます。




さてローデンの別の特徴の一つはネックにありますね。



5ピースネックです。

ねじれに強く強度も抜群です。

やはりネックが硬いと鳴り方は硬くなるように感じます。
マーチン、ギブソンなどのワンピースネックのアメリカンギターはネックも含めて、ギター全体を豊かに振動させるイメージです。

一方ローデンは、ネックが固くボディーになりを集中させている作りのように思います。
ヨーロピアンな独特の硬さの音はこれも要因になっているのかもしれませんね。


最近、ネックの厚みと音に影響を研究していますが、やはりネックが厚いギターは独特の線の太さが出ますね。

マーチンのエボニーロッドのネックはかなり厚いです。ワンピースで強度を保つにはあの厚みが欠かせませんが、やはりあの音は素晴らしいのです。

ローデンはちょうどいい感じですね。

45mmですが手の小さい私にも違和感なく弾けます。まあ、、全ては慣れかもしれません。


整形前と整形後のネックを見せていただきました。

















右の状態から、左までは手作業で削ります。

マーチンの量産品がネック起きするのは、ダブテイルネックのセット技術が工場のラインの職人ではムラがあるのでは、という話があります。

最近はだいぶ良くなったように思いますが、。

でもマーチンでもやはりカスタムショップ製の高級モデルはネックの精度も素晴らしいです。



ネックで音のロスがないのです。



さてサイドバックを見てみましょう。







メイプルのバインディングもセンスがありますね。









本当に美しいギターなのです。









写真では伝わりませんが、ローデンを手にとって驚くのはその圧倒的な軽さです。


こんなに丈夫なのに、本当に軽いのです。

ローズのギターでこのサイズのギターとしては一番軽いかも。。




塗装の技術も素晴らしいのだと思います。素晴らしい質感です。










確かにローデンは高級ブランドです。


装飾も派手ではありませんが、最低で50万です。

素材が変わるとすぐに100万コースですね。

それでもローデンにしか出せない独特の音があるのですね。



多くのミュージシャンに選ばれています。

ローデン愛用者は数しれませんね。




エリッククラプトンのアコギといえばマーチンのイメージがとても強いですが、実はローデンを持っていることはよく知られています。

マイケルヘッジスもローデンのバリトンギターを使っていましたね。最近ではローデンのスモールギターをエドシーランが使っています。




私がローデンを知ったのは多分ピエールベンスーザンのイントゥートの演奏でだと思います。





以前に更新したピエールベンスーザンの記事でも書かせていただきましたが、ベンスーザンの大傑作であるだけでなく、ソロギターアルバムの中でも名盤中の名盤です。

曲も演奏も素晴らしいのですが、ギターの音も素晴らしいのですね。

このアルバムはローデンの音を確かめる上でも是非聞いていただきたいのですね。

これはベンスーザンの長年の相棒 オールドレディーの録音です。なのでブレーシングは今と同じものだと思われます。すばらしい音です。





私は学生の時にケルティックやアイリッシュのソロギターにはまりましたが、その系統のアーティストもローデンを使っている人がたくさんいたのです。






さて、ここから実際に何本か写真を見てみましょう!

まず最初に
F35 を何本か紹介いたします。


こちらはシトカスプルース ココボロ のF35です。83万円のギターです。

カッタウェイですね。


ローデンのFサイズはやはりシルエットが美しいのです。モダンでセンスがあります。

まさに北欧デザイン。。








35になるとロゼッタがアバロンになります。レギュラーはウッドリングです。


ワンリングでシンプルですね。まさに北欧デザイン。。




トップのグレードは素晴らしいですね。


ブリッジはマダガスカルです。





Fはやはり万能です。素晴らしい音量ですね。


ココボロの重厚感は好きな人にはたまらないでしょう。

音に厚みが出ますね。

欠点が見つかりにくいギターですね。











こちらはシンカーレッドウッドとインドローズのF35です。

なかなか刺激的なルックスですね。こちらもほぼ値段は同じで84万円台でした。






シンカーレッドウッドは以前ブリードラブで一本持っていました。

シダーとスプルースの中間と言われたりしますね。個人的にはかなりシダーよりの柔らかい材料です。


明らかにシダーローズのギターよりも倍音が出ると思いました。

柔らかい音ですね。

ソフトタッチの人にはかなりあうかも知れませんね。







メイプルでバインディングしてあります。

ローデンは全てウッドバインディングですね。トップの材に合わせて綺麗なコントラストになるように、選ばれています。

シンプルながら高級感があります。35になると指板の横側にメイプルのラインが入ります。

細かい仕様が変わりますね。




ヘッドもエボニー化粧板です。

ちなみに通常モデルはヘッドはローズです。原価的にはほぼ変わらないと思いますがが、こういうわかりやすい差別化は大事ですね。

ペグも510になります。






やはりアバロンワンリング マダガスカルローズブリッジです。







こちらは先ほどの試奏会で出てきたアルパインスプルースとウォルナットのF35です。ノンカッタウェイですね。





ウォルナットは硬い材です。好みが分かれますね。

先ほどのcim frode はシダー とウォルナットです。


素晴らしい音ですが、私はローズのモデルの方がより惹かれました。



トップはアルパインスプルースですね。


フォルヒにもあります。高音の成分が多い素晴らしい材料です。













35はかなりの種類がありますね。もし究極のローデンを狙うなら、35でご自身に合うモデルを見つけて見られるのもいいかもしれません。

ただ個人的にはレギュラーラインでも十二分に素晴らしい音です。

特に32はいいですね。









こちらは

S32Cです。先ほどのF32C より小柄です。値段は同じですね。

















レギュラーラインですが、やはり60万近くします。

でもそれに応えるだけの素晴らしいクオリティーです。

Sはショートスケールで630mmです。マーチンのトリプルオーよりもさらに短いです。


レギュラーラインはヘッドがローズウッドです。

木目が出て美しいですね。

レギュラーラインはシンプルですが、ロゼッタやパーフリングもウッドの細かい組み合わせでとても高級感があります。


先ほどのF32Cを弾いても思ったことですが

私はレギュラーラインでは、スプルースローズがトータルではやはり一番レベルが高いと思いました。

F35のいくつかのモデルよりも良いと思える懐の深さがあります。




もちろんスタイルによって、35の特殊な組み合わせが合う場合がありますが、ほとんどの方は32の方が使い勝手が良いと思いました。



レギュラーラインでは
もちろん22や23のシダートップの良さもありますし、マホやウォルナットの良さもあります。

シダーとマホでかなり甘い音色にするのもいいかも知れません。
シダーとウォルナットはシダーが柔らかくウォルナットが硬いのでバランスが取れますね。


25のシダーローズの深い余韻と鳴りも魅力がありますね。ローデンは芯の太いサウンドなのでシダーで柔らかくするのもいいかもしれません。









木材のグレードも本当にすごいですね。。ブリッジはボコーテです。



 


S はショートスケールでスモールボディーなのでより線の太いサウンドでしたね。





いかがでしたでしょうか。




ぜひ一度試奏していただきたいですね。


ローデンはお茶の水のギタープラネットさんで取り扱っています。









数々のローデンを弾けます。レアな35シリーズから最新のモデルまであります。

これはベンスーザンのオールドレディーのモデルですね。



私の周りでもかなり評判の良い楽器店です。


店員さんの知識や接客も素晴らしいですね。

こういう、ほんとに素晴らしいブランドを自社のみで販売するのは一つの方法として正しいような気もします。


ぜひ東京に行かれた時は立ち寄って見てください。

私が伺った時に、先月スタッフさんがローデンの工房まで行かれた話をお聞きしましたが

今月(2018年1月)に発売される最新のアコースティックギターマガジンにローデンの大型特集が組まれるそうです。








ちなみに、ここに書ききれなかった、ローデンの情報もあります。

ギターに関する質問はいつでも受け付けています。

ただ、、

最近は量が多くて返信が遅くなってしまうこともあります。。




ごめんなさい。でもご質問はいつでも喜んで受けて受けておりますので、微力ながらお力になれることがあれば遠慮なくお送りくださいませ。


ちなみにブログの記事の素材は溜まっていて、近々はマーチンのカスタムショップ製のギターを何本か紹介したり、最新のオススメのピックアップやエフェクターもご紹介できたらと思っています。


エアーズも、最新のSJ07がもうすぐ届きますが、これもいいですよ。

またレポートいたします。時々のぞいていただければ嬉しいです。




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1 件のコメント:

  1. 貴重なレポートありがとうございます。私が25年ぐらい前に入手したローデンL32なのですが、サイズは現在のOタイプぐらいの大きなものです。ブリッジが浮いたり、トップも膨らんできたりで実奏せずに現在は弦を張らずに壁のディスプレイになっています。この「L」という表示は初期のもので現在のOサイズと思っていいのでしょうか?ということは1970年代のモデルなんでしょうかね?

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